かんざき
UAE政府公認の江戸前料理
2020年の東京オリンピック、パラリンピックに向けて、様々な分野でインバウンド(訪日観光客)対策が求められていますね。
そんな中、今脚光を浴びているのが、ハラール認証を受けた日本料理店。
「江戸料理 西麻布 ひで」さんです。
ハラール認証ってなに?
イスラム法で許された項目をいう。 端的にはイスラム法上で食べることが許されている食材や料理を指す。
~ウィキペディアより~
これだと正直よく分からないんですけど、絶対的なものは、豚肉類、酒類。
化学調味料なども含まれるようです!
細かくいくとキリがないので、実際には様々な解釈方法が存在するのだそうですが、そのような中で、世界で最も厳しいと言われているのが、UAE(アラブ首長国連邦)政府によるハラール認証。
なんとこのお店こそが、日本での初めてのUAE政府公認、1号店なのです。
認証の取得はとても厳しいものだったそうですが、社会情勢に合わせたとても良い試みですね。
オリンピックでたくさんの外国人が訪れる中、宗教上食べれないお店ばかりだと、先進国としては遅れていると思われても仕方ないですよね。
というわけでー、
行ってきました!
西麻布交差点から、少し渋谷寄りに歩いたデザイナーズビルの3階にあります。
外観からして、とても素敵な佇まいです。
水場の近くを石畳を歩くと、心が澄んでいくような感覚があります。

料理のジャンルは江戸前なので、ハラールと言われなければ、殆ど分かりません。
当日いただいた献立がこちら。

センスがいいとしか思えない!!
(扇子だけに・・・)
もちろん乾杯から日本酒でいただきました。
なんだか、パッケージが可愛いです。
いただいたお料理の写真はコチラ!
iPhone7で撮影! (駅ナカ広告看板風に)
お料理は、関東近郊の漁港を中心に取り揃えた魚介類、お野菜、肉料理はハラール規定に沿って育てられたハラール和牛、青森のシャムロックなどが使われています。
ハラール認証を受けるには、酒やみりんが使えない制限がありますが、コクを加える為に、昆布やカツオだし汁チーズを代用しているそうです。
西麻布という立地で、これだけ分かりやすい特長だったら、ムスリム圏内の外国人は来やすいだろうなぁ、、と思います。
2017年1月~8月の間の訪日観光客数は、およそ1800万人。
前年比で言うと、17.8%アップだそうです。
これからもっともっと増えていきそうですね。
先を見通した戦略を是非とも見直していきたいところです。
外国人向けに効果的にアピールする方法をお知りになりたい方は、是非お問い合わせください^^