かんざき
宮古島の体験 〜その2〜
というわけで、毎日雨ですし、なんか寒いですし、やる事もないですし、
「ジェラート食べませんか?」
って話しになったんです。
いいね、食べよう食べようと。
向かった先はこちら。
リッコジェラートさん。

なんともいい感じなんですね。
ちなみにリッコとは、イタリア語で「豊か」を意味する言葉で、
宮古島の豊かさを伝えるという想いが詰まっているそう。
でも絶対それは後付けのやつで、本当はきっとオーナーさんの名前が「豊さん」だからに他なr・・
(注:本当に豊さんでした。)
お店の中は入るとこんな感じで、
ショーケースの中にアイスが!


オーダーしたのは、
人気No.1の「リッコみるく」と「チョコレート」!

これが、なんとも美味しいんです!
なんかミルクが甘い。(砂糖の量じゃなくて)
なんと、この「リッコミルク」には、宮古島で唯一存在する牧場の牛乳を使っているとのこと!
宮古島唯一の牧場っていうのもなんとも興味深いですよね。
こんな小さな島で牧場があるものなんだ。
・・・と思ったのもつかの間、
この牧場、今月いっぱいで閉鎖とのことで、牛乳が仕入れられなくなってしまい、
もう作れない商品なんだそうで、今あるジェラートで終わりなんだそう。
取りあえず、買占めちゃえと思って、
その場で、12個オーダーしておきました!
なんでも、牧場の経営者がご高齢なのと、働き手の人手不足という事で、
牧場の経営継続が困難なのだそう。
この牧場がなくなると、
宮古島で牛乳がなくなってしまう。
学校にも供給されているので、
週に2日くらい、本島から運ばれてくる加工乳を飲むことになるとか、ならないとか。
これって、結構な社会問題じゃないですか!!
その牧場は、「宮星牧場」というようで、
ここから車で15分あれば着きそうな距離。
もちろん、すぐに行ってみました!
ドンッ!

勝手に車でズケズケと乗り入れたにも関わらず、
スタッフさんが、応対してくれました。(写真撮り忘れた・・)
ローカル優しさ発動ですね。。!
こちらの牛乳、業販で言えば、3店舗しか販売してないんだそうです。
そのうちの一つが、リッコジェラートさんだったんですね!
牛さんはこの通り!
なんかイメージと違って真っ黒なやつが多いです。


あ、白いのもいました。
こんにちはー!ヒョイっ。

こちらは大人の牛さんだそうです。
大きさの違いがわかりますか?

牛さんに癒されながら、
この先、この牛さんはこのままいくと、沖縄本島に売られてしまうんだとか。
悲しい・・
この事件は、一昨年くらいから騒がれ始めて、
地方紙である宮古新聞や、Twitterやらで随分と話題になったようです。
そんな途方に暮れたような思いで、カフェで休憩に立ち寄ったのがこちら。

DOUG'S COFFEEさんです。
Googleマップで検索して、いいなと思って決めました。
プロはGoogleマップで探すんですよ。
口コミや写真がリアルで、これが本当に助かるんですよ。真実を見抜けるんです。
こちらで、カフェオレをオーダー。

ちなみに、店内はこんな内装です。
宮古島では、とても洗練された内装だと思います!

何故なら、コンセントだってある!

牧場の牛さん達の喪失感を、誰かに聞いてもらいたくて、
こちらの店員さんに打ち明けてみると、
なんと、こちらのお店が、
宮星牧場さんの牛乳を使ってるんだそうです。
早くも2/3の店舗が判明した!!
そして、なんなら飲んでみますか?と牛乳を少し分けてもらいました。
優しい★

ズズっと飲んでみると、
甘い!!
やっぱり甘い。。
あのジェラートの甘味は、やっぱりこの牛乳に秘密が・・・!?
ますます惜しまれる・・・・。
そこで、一つの妙案を思いつきました。
そうだ!
この牧場、弊社で買い取ろう!!
そう思い、すぐ様、尋ねてみました。
K「今からでも、お手伝いしたら、
その宮星牧場さん助かりますかね?まだ間に合いますかね?」
スタッフさん「え?・・・と、私に言われましても・・・。」
たしかに!!笑
珈琲屋さんに聞いてもね・・・・!!
大変、失礼いたしました。
よし、また明日牧場に行ってみよう。
と決めて、その日はお宿に戻りました。
という事で、この買収物語は次回完結・・・?
まさか3話完結。。!
次号につづく・・